大英博物館(その3、ライオン狩り) ['95&'06ロンドン・パリ+α]
ここは圧巻、アッシュール・バニパルのライオン狩りのレリーフの部屋です。
今のイラクの北部、日本ではまだ弥生時代、古代メソポタミアの彫刻です。
以前紹介した5本足のラッマスの間を中に入るとこの部屋です。
馬車の上で、ライオンを槍で突いている帽子(王冠?)をかぶっているのがアッシュール・バニパル王。
この部分は少し痛みが激しいのが残念です。
頭部を矢で射抜かれている雄ライオン。
特に、前足の部分の描写が素晴らしい!
これも、馬車の上で、ライオンを槍で突いているアッシュール・バニパル王
登場する「人」は皆、無表情で同じ様な顔です。
今度は、馬車の上から弓を引くアッシュール・バニパル王。
馬車の模様の描写もしっかりしており、車輪は今のラジアルタイヤの様です。
矢が刺さって倒れた雄ライオンに近づく、自らも矢が刺さった雌ライオン。
残酷ながらも、ライオンの表情や身体の描写が素晴らしい。
上の左上のライオンのアップです。
とにかくこの部屋はライオンの姿が素晴らしいの一言でした。
沢山の矢が刺さったままでも未だ立っている雄ライオン。
とにかく、人物よりもライオンが見所だった一部屋でした。
こんな残酷なレリーフのアッシュール・バニパル王ですが、実際の王は非常に博学で、当時の世界各地から数々の本を集めてニネベ図書館を作ったりと、非常に有能な王様だったとか・・・
ブレブレの写真で、すんまそんm(_ _)m
ラッマスも鼻の穴が見える、下からのアングルで再登場、脚の蹄は牛!
とにかく、でっかくて威圧感のある像でした。
後ろからの姿と脚の間の楔(くさび)形文字です。
尻尾が地面近くまで垂れていて、箒みたい^^
で、次回記事は、まだ思案中です。
ライオンを狩るシチュエーションってどんなんですか。
食べるため、守るため、遊びのため、最後の理由はありそうにないですよね。
わっかりましぇ~ん。
by Takabee (2006-12-11 22:22)
Takabeeさま
コメント早っ^^ 返し!
お早いご訪問有り難う御座いま〜すm(_ _)m
そうそう、ライオン狩りの解説が必要ですね〜!
競技場みたいなところ(コロッセオみたいな所?)に生け捕りしてきたライオンを放し、狩りごっこするみたいです><
いわゆる、動物虐待ですな〜!
by モモパパ (2006-12-11 23:06)
すばらしいレリーフ達ですね^^
ライオン狩り 古代の王制の 示威行為 民衆の娯楽 恐怖を払拭する行為
無表情なレリーフが いろいろ想像をかきたててくれます^^
しかし 美しい^^
by (2006-12-12 05:03)
おはようございます^^
こういう彫刻を施すのって、理想の事態を残したのかしら、それとも現実?
ライオン狩りって本当にあったのかしらね~、古代メソポタミアに、、、
勿論皆無ではないでしょうが、こんな風に勇壮に槍や弓で戦えたのかしら。。。
by (2006-12-12 05:29)
壮絶なライオン狩りの描写がすばらしいですね!
生け捕りしてきたライオンを狩る、、、王族達のあそびだったんでしょうか(゚▽゚*)
by (2006-12-12 06:01)
昔の狩猟のすさまじさが見えるようですね。
狩に絵描きや彫刻師も参加してたんでしょうか?コロッセオの中での様子なのかな? その当時のことを知りたいですね。
by お散歩爺 (2006-12-12 09:24)
メスのライオンが一生懸命オスのもとに行こうとしてるの見て、
いっきにアッシュール・バニパル王とやらが大嫌いになった[いかり]
こんな奴、私が槍で突いてやるーーーーーーー!!!
by マコちん (2006-12-12 11:58)
残酷だ~
シャモ 土佐犬 闘牛 ハブとマングース・・・みんな大嫌い。
もちろん 人間の格闘技も だいっ嫌いです。
それを見て お金かけてるような奴は人間じゃないと思うよ~
by (2006-12-12 13:53)
レリーフに描かれた内容は、きっと本当の話なんでしょうね。
by あかまる亭 (2006-12-12 15:21)
ライオンを倒す。勇気のいる行為だったのでしょうね。
by (2006-12-12 18:25)
ここはぜんぜんみませんでした すごいリアルな描写で興味深く見せていただきました
by toraneko-tora (2006-12-12 19:15)
描写力は素晴らしいのですが、やっぱり矢がいっぱい刺さったライオンさんは可哀想。
by penpen (2006-12-12 21:53)
タイムマシンがあれば、一度覗いてみたい世界です。
by julius (2006-12-13 02:54)
感動が、とにかく伝わってきました。ライオンの姿が日本の弥生時代にここまで描けた・・・。
強いモノを打ち倒すことで権力を誇示していたのでしょうね・・・。ローマ以外でもこのようなコロッセオがあったのですね。
この時代に生まれないでよかったです。みなさんも不評のようですが・・・
遺跡ですので・・・。
この時代があって、今の時代があるのです・・・ってあたしや管理人じゃないぞう!
by (2006-12-13 11:03)
dennさま
確かに残酷ですが、描写などを見るとホントにすばらしいものでした。
mimimomoさま
こんばんは!
こういう彫刻はライオン狩りは現実+勇壮な姿は理想?ではと思います。
王が、居城の門にはラッマス、中に入った壁面を訪問者に見せるためだったと思われます。
たろうさま
やっていたことは残酷でもレリーフを彫った人は素晴らしいと思います。
旅爺さんさま
描写には木があったりする事から外かも知れません。
本当はどうだったか知りたいです。
マコちんさま
確かに残酷です、ヨーロッパや西アジア人は狩猟民族(?)で、我々の様な農耕民族には理解できません><
今でも、ウサギや鹿といった野生動物をハンティングしますし・・・。
メスのライオンが一生懸命オスのもとに行こうとしてるのがが一番切ない部分です。
ふうたんさま
本当に、良く出来ているだけに余計に残酷でした。
動物を戦わせてそれを観て喜ぶのは私も嫌いです。
まかまるさま
レリーフに描かれた内容は、一部が本当の話なのだと思います。
ピョンピョンさま
戦車ではなく地面でライオンを倒すのは勇気なのでしょうけど?!
絶対的優位な場所から弓矢で弱らせてからだと思うのですが・・・
toraneko-toraさま
ここは前回残酷で殆どみられませんでした。
二度目だった事とこの彫刻は素晴らしいと聞いていたから今回は写真撮ってきました。
penpenさま
描写力は素晴らしくても、矢が刺さったり剣で突かれた姿は残酷です。
たくさま
本当の姿はどうだったのでしょうか?気になります。
こぎんさま
時代の技量と描写が伝わって良かったと思います。
狩猟民族は単に食料にするだけでなく、より強い生き物を倒し、それを誇大に(?)描写することで権力を示したとのでしょうね。
昔は、ここに入り、あまりにリアルな残酷さにさっさと出ました><
今回の記事の管理人さま、コメント有り難う御座いますm(_ _)m
by モモパパ (2006-12-14 23:18)
あたたたた・・・。
最近、ヤフー動画で北斗の拳を見たのですが、
痛いシーンを見ると自然と口からこのセリフが出てしまいます。
by チカカ (2006-12-22 20:44)
カイト(^^)さま
nice!有り難うございま〜す!
えりさま
nice!を有り難うございますm(_ _)m
ちむさま
nice!有り難うございますm(_ _)m
チカカさま
確かに、あ痛たたたた・・・ですよね><
しかし、北斗の拳は人気が衰えませんよね〜^^
by モモパパ (2006-12-24 20:37)
「アッシュール・バニパル」という響き、
昔、世界史で習った記憶が……。
それにしてもこの壁画、見事ですね!
by のぶあき (2006-12-26 00:38)
あ~~またしても「王家の紋章」のライオン狩りを
思い出してしまいました(しつこい?)
こんなレリーフが残ってるとは!
是非見て見たいですなぁ。
by SOLE (2006-12-30 19:39)
のぶあきさま
そうなんです、確か昔習ったような気がする・・・^^
残酷だけど、見事な壁画でした。
SOLE師匠
日本からだと遠いけどミラノからだと結構近いから^^
それにしても、そちらの看板は結構凄いですよね!
by モモパパ (2007-01-01 12:55)
小父蔵さま
沢山のnice!有り難うございますm(_ _)m
by モモパパ (2007-01-14 12:18)